姿勢ケア育児が目指すもの

育てたいのは「自分で生きる体」です

姿勢ケア育児が目指しているのは

完璧な体をつくることではありません。

私たちが整えたいのは

生きるための【土台】です。


体の土台とは何か

体の土台とは

体の基本機能が自然に働くこと。

具体的には

・呼吸

・消化吸収

・排泄

・睡眠

これらが無理なく回る状態です。

これが整ってはじめて

体はスムーズに働きます。

そしてその上に

・動く力

・感じる力

・学ぶ力

・人と関わる力

が育っていきます。


・土台=生理機能
・能力より先に必要なもの

姿勢とは「形」ではない

姿勢というと

背筋を伸ばすこと

頭を支えること

そう思われがちです。

でも本当に大切なのは

【身を守れる体】です。


姿勢=安全機能

転びそうなとき

衝撃を受けたとき

力を逃がせるか。

受け身が取れるか。

後ろ

どの方向にも対応できる体は

怪我を防ぎ

安心して動けます。


・方向適応
・衝撃分散
・姿勢制御

安心して動ける体は

世界を広げます。

まず大切なのは「身を守る体」

体は生きるために存在しています。

そのためには

・無理に踏ん張らない

・力を逃がせる

・衝撃を分散できる

こうした基本的な働きが必要です。

これは運動能力ではありません。

生存のための機能です。


体の基本機能が整うと何が起こるか

呼吸

消化

排泄

睡眠

これらが自然に回ると

体は余力を持ちます。


呼吸・消化・排泄・睡眠の循環

余力がある体は

・自由に動ける

・真似できる

・人と関われる

つまり

発達の基盤が整います。


【動く・真似る・コミュニケーション】
発達の広がり

私たちが目指していないもの

姿勢ケア育児は

「こうあるべき子」を目指していません。

・親の言う通りに動く子

・決められたことを完璧にこなす子

・勉強や運動で100点を取る子

これが目標ではありません。

どんな子に育てたい?

体の土台が整うと起こる変化

体が安定すると

人は自然に動きます。

・自分で考える

・自分で行動する

・人と協力できる

力は教え込まなくても育ちます。

体が支えてくれるからです。

人間性を育てる

なぜこの考えに至ったのか

子どもの姿勢を育てることは

体を育てること。

そして体とは

生理機能の集合です。

見た目ではなく

働きがすべてです。


確信した理由

多くの子どもたちを見てきました。

共通していたのは

・赤ちゃんの頃から眠れない

・便秘が続く

・飲めない

・食べられない

・遊びが続かない

頑張れないのではありません。

体がしんどいのです。


理論的に何が起きているか

発達は出生後だけで決まりません。

胎児期から連続しています。

子宮内環境

骨盤の状態

体の成熟度

これらが影響し

体の基盤が未完成のまま生まれることがあります。

基盤が弱いと

・生理機能が不安定

・姿勢保持が難しい

・発達の連鎖が崩れる

土台が不安定な建物と同じです。


家庭で見るべき視点

大切なのは

出来るかどうかではありません。

観察するのは

【体が成立しているか】

です。

・すぐ疲れないか

・呼吸が浅くないか

・寝つきや寝起き

・排泄リズム

・姿勢の自然さ

そして何より

出来ないのは

怠けではないかもしれない。

体がしんどいのかもしれない。

この視点です。


姿勢ケア育児のゴール

自分の輪郭を持ち

人との境界を理解し

だからこそ助け合える体。

それが

自主自律の体です。

次の世代が生きやすい社会へ

姿勢ケア育児は

能力を競うためのものではありません。

生きる力の土台づくりです。

体が整えば

人は自然に育ちます。

子育てのゴールとは?

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